生きることはたいへん 生きることはうれしい 希望を探して


★重要なお知らせ 2024年4月1日より、「あるくラジオ」の情報提供は「レイバーネットサブチャンネル」に移行しました。今後はそちらを参照してください。なお、このサイトは以前のアーカイブとして残しておきます。移行サイトはhttps://www.labornetjp2.org/radio/です。

パーソナリティ しまひでひろ ささきゆみ

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●第27回放送 2024年3月3日(日)14時〜15時

●日韓民衆の架け橋として〜「尾澤夫妻」に聞く

ゲスト 尾澤孝司さん 尾澤邦子さん
 2023年12月、韓国ではKBSテレビがつくったドキュメンタリー「日本人オザワ」が2週連続で放映された。作品は、日韓労働者の連帯行動の歴史を描いたもので、主人公は尾澤夫妻だった。「鬼が住む」と聞いていた日本で、言葉もわからず、右往左往している韓国の仲間に、献身的に支援を続けた尾澤夫妻。その期間は、1989年の韓国スミダから2023年の韓国サンケンまで、じつに34年の歳月だった。番組は大反響で、韓国の人たちが「こんな素晴らしい日本人がいるのか」と驚いたという。しかし皮肉なことに、日本社会では「尾澤夫妻」は弾圧の対象にされ裁判にかけられている。苦難の連続だが、明るくたたかう「尾澤夫妻」。なぜかれらはこの生き方を選んだのか? 日韓連帯闘争から何を感じ、何をみてきたのか? 番組では、日韓民衆・労働者の架け橋として生きるお二人に、秘話を交えてたっぷりお話を伺う。
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
●技術=まつばらあきら
●配信スタジオ=ビデプレス

●放送後はアーカイブで、いつでもこのサイトでお聞きいただけます。

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●第26回放送 2023年10月28日(土)14時〜15時

●学校はいま—宮澤弘道さんに聞く

ゲスト 宮澤弘道さん(東京都公立小学校教員・多摩島嶼地区教職員組合委員長)

 長い長い夏がやっと終わりました。あるくラジオも夏休みを終えて再開します。最近気になるニュースに、教員の長時間労働、教員不足の問題があります。残業時間が過労死ライン(月80時間)を超えたり、精神疾患の発症、離職する人も相次いでいるそうです。学校はどうなっているのでしょうか。今回は、小学校教員で組合の委員長でもある宮澤弘道さんにお話を伺います。宮澤さんは、インクルーシブ教育(障害のある人もない人も同じ場で学ぶ)や、「道徳の教科化を考える会」などに取り組んでこられました。いま学校では「管理と支配」が強化されていると言われています。デジタル化の波も止まりません。長時間労働と教員不足の背後には、どんな問題があるのか、その根っこの部分に迫ってみたいと思います。そして教員も子どもたちもしあわせになれる学校とはどんな学校なのかもお聞きしたいです。ご期待ください。

●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ

技術=まつばらあきら

●配信スタジオ ビデオプレス

●放送後はアーカイブで、いつでもこのサイトでお聞きいただけます。

●お問い合わせ・ご感想などは、こちらから。

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●第25回放送 2023年6月23日(金)14時〜15時

●自由な表現空間〜「ギャラリー古藤」の試み

ゲスト 大崎文子(「ギャラリー古藤」主宰者)
    田島和夫(「ギャラリー古藤」主宰者)
 江古田駅南口から徒歩で6分。武蔵大学の真向かいに「ギャラリー古藤(フルトウ)」はあります。こじんまりと落ち着いたたたずまいのギャラリーは、上映会やアート展で人の出入りがたえません。今回のゲストは、このギャラリーの主宰者、大崎文子さんと田島和夫さんです。出発は2011年、東日本大震災そして福島原発事故が起こった年です。それから12年、ギャラリーは「福島を忘れない」をテーマにした恒例の「江古田映画祭」をはじめ、数々の上映会、アートイベントを開いてきました。2015年には、美術館などに掲載を拒否された作品ばかりを集めた、最初の「表現の不自由展~消されたものたち」を開催し、15日間で2700人を集め大きな反響を呼びました。さまざまな妨害をはねのけた快挙でした。
 番組では、主宰者のお二人に、ギャラリー発足の経緯・エピソードや想いなどを語っていただきます。イベント成功のためにはどんな労苦も惜しまない情熱はどこから来るのか、迫ってみたいと思います。ご期待ください。
※当日は「ギャラリー古藤」から生放送、ギャラリー参加も可です。会場地図↓
http://furuto.art.coocan.jp/akusesnewpage5.html

●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
  技術=まつばらあきら
●配信スタジオ ビデオプレス
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反響(永田浩三さん、根津公子さん)

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●第24回放送 2023年4月15日(土)14時〜15時

●メディア世界のリアル〜東海林智さんに聞く

●ゲスト 東海林智(とうかいりんさとし)さん (毎日新聞記者/編集デスク)


 「敵基地攻撃能力」保持に加え、5年間で43兆円の大軍拡予算が通りました。一方、民衆の暮しは悪化の一途をたどっています。タガがはずれてしまった今の日本。安倍政治のツケが一気にまわってきた感があります。
 今回のゲストは、元新聞労連委員長で、毎日新聞記者として労働・貧困などの分野で長年活躍されてきた東海林智さんをお迎えします。東海林さんには、安倍政治の負の遺産の一つ、今国会で焦点となっている「放送法問題」をはじめ、「萎縮・忖度・自主規制」といわれる今のメディア界のリアルを語っていただきます。また、今年の非正規春闘についてのホットな話題、今後のメディアのあり方などについてもお話していただきます。ご期待ください。
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
  技術=まつばらあきら
●配信スタジオ ビデオプレス
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●第23回放送 2023年1月14日(土)14時〜15時

●戦争反対を訴え、立ち続ける!〜大木晴子さんに聞く

●ゲスト 大木晴子(おおきせいこ)さん
 大木晴子さんはきょうも国会前で、新宿西口地下広場で「戦争反対」を訴え、立ち続けている。1948年秋、東京生まれ。高校卒業後、友人たちと「日野ベ平連」を作りデモに参加。1969年2月から新宿西口地下広場でフォークソングを歌いながらベトナム戦争反対の意思表示を始めた。幼稚園に10数年間勤務したあとは家事専従だった。しかし、イラク戦争が始まった2003年の2月、再び新宿西口地下広場でスタンディング活動を再開した。
 新宿フォークゲリラでは歌で思いを伝えた大木さんは、今では様々な表現を駆使している。ウェブサイト「明日も晴れ」(http://www.seiko-jiro.net)での情報発信、デモでの手作りプラカードの「言葉」など、普通の人々にどう伝えるかに心を砕いている。2003年2月から始まった新宿西口スタンディングもちょうど20年目になった。大木さんは軍拡・改憲がすすむ今の日本を見て「戦争は直ぐ近くに来ていると感じる」という。番組では「反戦ひとすじ」の大木さんにその「人生とたたかい」をたっぷり語っていただく。(なお1/15には大木さんが主催する「1969新宿西口地下広場」上映&トークがあります。詳細 https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/237209
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
 技術=まつばらあきら
●配信スタジオ ビデオプレス
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●第22回放送 2022年10月15日(土)14時〜15時

●民衆の抵抗史を語り継ぐー甲斐淳二(織淳)さんに聞く

 多数の民意を踏みにじり安倍元首相の国葬が強行されました。しかし、これを阻止しようと多くの人々が立ち上がりました。日本の歴史を遡れば、国の不正、理不尽にノーを突き付けた人々の姿が見えてきます。19世紀末、日本最初の鉱毒事件「足尾鉱毒事件」に対し、被害民衆は、非暴力の陳情運動で訴えました。彼らを助けようと、田中正造をはじめ、多くのジャーナリストや学生・民衆が立ち上がりました。
 今回のゲストは、社会人講談師の甲斐淳二(織淳)さんです。足尾鉱毒事件と田中正造や、明治のジャーナリストの権力批判、反戦の闘いなどをテーマに、それらを「語り継ぐべき抵抗の歴史」として「出前講談」に取り組んでいます。甲斐さんは、実は元青函連絡船(旧国鉄)の航海士。分割民営化(1987年)で解雇された国労組合員の一人です。その甲斐さんがなぜ講談師になったのか。今回は、甲斐さんの歩みと講談にかける思いを伺います。お楽しみに。
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
 技術=まつばらあきら
●配信スタジオ ビデオプレス
●お問い合わせ・ご感想などは、こちら から寄せください。 ★寄せられた感想(根津公子)こちら

*甲斐淳二さんの番組は大変好評でした。ただ3カ所の言い間違いがあったとのことです。以下、甲斐さんからです。

【言い間違い箇所】・・・2022年10月15日放送

10月15日放送の私の発言に言い間違い箇所が3か所ありました。申し訳ありません。甲斐淳二

① 19分19秒、

大逆事件の真実を明らかにする会の会長の「今泉先生にメールし」・・

は「山泉進先生」が正当です。人名まちがいで失礼しました。

② 31分40秒、

5分講談の中で「千と50騎の騎馬隊に護衛された馬車の車列が」・・・

百と50騎の」が正当です。台本は「百と50騎」になっているのに、なぜか読み間違えて大幅に増えてしまいました。

③ 36分40秒

1931年の直訴から1年」・・・

1901年の直訴から」が正当です。直訴と満州事変が入り組んでしまいました。失礼しました。

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●第21回放送 2022年7月29日(金)14時〜15時

●「客室乗務員は私の人生そのもの」〜ユナイテッド闘争団・吉良紀子さんに聞く

「不当解雇撤回!ジョブバック!」。ユナイテッド闘争団(吉良紀子さん・千田正信さん)は、ほぼ毎月「成田空港第1ターミナル」のユナイテッド航空カウンター前で声を上げている。二人は、会社合併に伴い2016年に行われたユナイテッド航空で整理解雇された当事者だった。凜々しくたたかう吉良紀子さんの姿に、支援の輪は広がっている。しかし、裁判は地裁・高裁と負け、いまは最高裁に上告中だ。それでもめげずに、長期争議を続ける吉良さんの闘志の元はどこにあるのだろうか。
 2021年1月29日東京高裁。吉良さんはスカーフを巻いた姿で、証言台に立った。「子どものころからの夢は客室乗務員だった。私は帰国子女ではなく、そのため一生懸命に英語の勉強をした。客室乗務員は私の人生そのもの。不当な解雇は認められない」。吉良さんは裁判長の顔をしっかり見つめて透る声で語った。
 「あるくラジオ」では、そんな吉良さんの素顔と生き方に迫ってみたい。
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ
 技術=まつばらあきら
●配信スタジオ ビデオプレス
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●第20回放送 2022年2月23日(休)14時〜15時

●93歳のわたしと憲法〜笠啓一さんに聞く

 今年7月の参議院選挙を前に、改憲論議が高まっています。日本国憲法とは何か。憲法はどのように生まれ社会を変えたのか。いま、改めて憲法について考えてみたい、そんな思いに駆られます。

 今回ゲストの笠啓一さんは、1928年生まれ、現在93歳です。ブレヒト劇の批評をはじめ、戦後の文化・芸術運動で活動してきました。笠さんは、旧憲法下、敗戦直後の憲法停止状態、そして現憲法下、三つの時代を生きてきました。それぞれの時代に何を経験し何を感じたのか。敗戦直後の状態について笠さんは「あの晴れ晴れとした感覚、上からの権力の重さを感じないで生きるという、これまで味わったことのない自由の味、フランス革命に言う「自由、平等、友愛」に通じるかと思われる解放感…」と記しています。そんな希望の時代をへて新しい憲法の時代が始まりました。しかし、70年後のいま、改憲の危機が迫っています。笠さんの「いま考えていること」をお聞きします。

●ゲスト=笠啓一(演劇批評家)

 笠さんは1928年広島県生まれ、93歳。戦後早い時期から新日本文学会(1945-2005)の芸術運動に参加、主に演劇の分野で批評活動を展開した。著書に『歌が生まれる』、編訳書に『戯曲ガリレオ』がある。

●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ

●技術=まつばらあきら

●配信スタジオ ビデオプレス 

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→笠啓一「憲法・戦争・沖縄」はこちら

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●第19回放送 2021年12月5日(日)14時〜15時

たたかいなくして安全なし〜JALパイロット山口宏弥さんに聞く

 山口宏弥さんは、2010年12月「JAL165人の整理解雇」でクビを切られた。それまで19年間、機長としてヨーロッパ線を中心に乗務してきた。栃木出身の純朴な青年が、超難関をこえて花形のパイロットになったが、JALの現実はひどかった。1977年のアンカレッジ貨物機墜落事故で3人の乗員と同乗した2人のカウボーイが亡くなったが、それが彼の生き方・考え方を変えた。「牛のバラ積み」で飛行機が離陸直後にバランスを崩したのが原因だったが、会社はそれを認めず輸送を再開しようとしていた。「こんな事では命がいくつあっても足りない」この事故をきっかけに山口さんは初めて会社にタテついた。運輸大臣にも直訴して「牛のバラ積み輸送」をやめさせた。
 その後、乗員組合の委員長になった山口さん。「ものが言える職場にしなければ安全は守れない」が信条だ。羽田沖逆噴射事故や史上最大の航空事故「御巣鷹山事故」をナマで体験し、事故原因を追及した。イラク戦争のときには民間機の軍事利用に反対して声を挙げた。
 そして2010年の「JAL経営破綻」。政府・経営はこの機を逃さず、目の上のタンコブだった”ものを言う乗員や労働組合”を排除するために整理解雇を断行した。このとき山口さんも切られた。「165人の解雇撤回」を求めるたたかいは、今なお続いている。11年目に入った2021年には「JAL被解雇者労働組合(JHU)」も立ち上がり、新たな展開をみせている。
 こんな人生を歩んできた山口宏弥さん(現在69歳)に、じっくりお話をうかがう。

●ゲスト 山口宏弥さん「JAL被解雇者労働組合(JHU)委員長」
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ

●配信スタジオ=ビデオプレス

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●第18回放送 2021年10月17日(日)14時〜15時

官製ワーキングプアの女性たち

 コロナ禍が、女性や非正規、立場の弱い人たちを直撃しています。一見、安定 しているかに見える公務員職場も2000年ごろから非正規職員が激増しました。図 書館や、学校、自治体の窓口、文化施設など、日常わたしたちが接することの多 い職場です。ハローワーク(公共職業安定所)の窓口にも多くの非正規職員が。 安定所の職員が不安定な処遇に置かれているのです。その総数は地方自治体の直 接雇用だけでも112万人。国では15万人。うち約8割が女性です。年収も正規職員 の3~4分の1。待遇改善を目的に、昨年2020年度から採用された「会計年度任用 職員」制度で、逆に雇用の不安定さは増しました。
 こうした現状を変えようと今年の3月「公務非正規女性全国ネットワーク」 (はむねっと)が誕生しました。実施したアンケート調査には全国から1305件 (有効回答1252件)が集まり、多くの人が悩んでいる実態が明らかになりまし た。今回は、はむねっとメンバーの瀬山紀子さん、山岸薫さんをゲストにお迎え しお話を伺います。ご期待ください。

●ゲスト 瀬山紀子さん(元公立女性関連施設非常勤職員/はむねっと運営メン バー)
      山岸薫さん(ハローワーク非正規相談員/はむねっと運営メンバー)
●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ

●配信スタジオ=ビデオプレス

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●第17回放送 2021年7月4日(日)14時〜15時

たたかう人権派弁護士〜指宿昭一さんに聞く

 2021年5月、入管法改悪法案は廃案に追いこまれた。難民当事者、国会議員、弁護団、ジャーナリスト、労働組合、市民が一体となって立ち上がった画期的成果だった。その立役者の一人が、指宿(いぶすき)昭一弁護士。1961年生まれで弁護士資格をとったのが46歳。遅咲きの指宿弁護士は、労働事件(労働者側)と外国人事件(入管事件)しかやらない弁護士を自称している。そして、技能実習生問題の告発、インドカレー店「シャンティ」の解雇事件、残業代未払い国際自動車事件などで活躍してきた。現在は、ユナイテッド航空解雇裁判にも取り組んでいる。エネルギッシュな「たたかう人権派」指宿弁護士とは、どんな人なのだろうか? 入管法改悪反対運動ではスリランカ人女性・ウィシュマさん遺族に寄り添ってきた指宿さん。番組では知られざるエピソードを交え、指宿弁護士の素顔に迫りたい。
●パーソナリティ しまひでひろ・ささきゆみ(*まつばらあきらもサブ出演)●配信スタジオ=ビデオプレス

*YouTube画面ならコメントを書き込むことができます。→https://www.youtube.com/watch?v=f-tzIIvWYSA

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●第16回放送 2021年5月8日(土)14時〜15時

君が代不起立を貫いてー根津公子さんに聞く

 今回は今年の2月、「君が代」裁判で勝利判決が確定した元教員の根津公子さ んをゲストにお迎えします。根津さんはたった40秒の不起立で、6ヶ月間賃金無 し、授業もできないという過酷な停職処分を三度も受けました。免職の危機は何 回もありました。にもかかわらず、根津さんはなぜ不起立を続けたのか。その思 いを伺います。また「日の丸・君が代」強制にはどんな背景があるのか、教育現 場から見えたものをお聞きします。東京ではコロナ禍で飛沫感染の恐れがあった 昨年の卒業式でも、「国歌斉唱」が強制されました。さすがに今年は「国歌静 聴」になりましたが、起立は強制されています。「日の丸・君が代」が当たり前 になってしまった学校現場、そして社会。もう一度根津さんと一緒に考えてみま せんか。 ●配信スタジオ ビデオプレス

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●第15回放送 2021年3月26日(金)14時〜15時

自由を追うアクティビスト〜根岸恵子さんに聞く

 昨年末ののレイバーフェスタで大反響を呼んだ記録映画『雄叫び―気候変動へのたたかい 』。フランスを舞台に世界中の気候変動に反対する人々が集まった抗議運動を描いています。今回のゲストは、この作品を紹介・翻訳した根岸恵子さんです。  根岸さんは、世界各地を飛び回るアクティビスト。原点は北米の先住民問題でした。「大地と自由を取り戻せ」が根岸さんのスローガンです。フランスではデモや空港反対運動に参加し、現地の運動を膚で感じてきました。そこで日本とは違う運動の在り方を学んだということです。1989年に新宿区戸山で発見された人骨問題を機に、731部隊犠牲者遺族の支援にも長い間携わっています。「マルタと呼ばれ人体実験の犠牲になった人に名前を返したい」と言う根岸さん。3月初めには銀座の画廊で個展を開きました。絵の話もぜひ伺いたいと思います。自由におおらかに生きる根岸さんからどんな話が飛び出すか、ご期待ください。

●パーソナリティー=しまひでひろ/ささきゆみ   ●配信スタジオ ビデオプレス

*番組最後に紹介された「木下昌明3分ビデオ・全作品集」DVDの申込みはこちらにお願いします。

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●第14回放送 2021年1月8日(金)14時〜15時

国鉄闘争とは何だったのか?〜森健一さんに聞く

 中曽根元首相が昨年101歳で亡くなった。かれが推進したのが「国鉄分割民営 化・国鉄職員の大量解雇」だが、中曽根はテレビで「国労つぶし総評つぶし社会党 をつぶした」と豪語している。実際、世の中はその通りに進み、今や「新しい憲 法を安置する」一歩手前まで来ている。国鉄闘争支援に関わってきた鹿児島の私 立高校教師・森健一さん(65歳)は、退職後、全国を飛び回って「国鉄闘争」の 証言と資料を丹念に集め、2020年7月に大著『戦後史のなかの国鉄闘争 1987 年ー2010年』を著した。ここには不当に解雇され、23年間「歯をくいしばって」 たたかい続けてきた国鉄労働者の生きざまが見事に表現されている。本の反響は 静かに広がり、労働運動の再生を考える手がかりとしても読まれている。今回は 次著の取材で上京中の森さんを招き、「国鉄闘争」についてたっぷり伺います。
●パーソナリティ しまひでひろ・ささきゆみ
 *今回は、聞き手に「まつばらあきら」も加わります。
●配信スタジオ ビデオプレス

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●第13回放送 2020年12月1日(火)14時〜15時

映画『アリ地獄天国』に込めた思い― 土屋トカチさんに聞く

 今回は、映画監督の土屋トカチさんをお迎えします。土屋さんの最新作『アリ地獄天国』は、2019年レイバー映画祭を皮切りに、国内外で数々の映画賞を獲得、現在は東京・横浜・名古屋・福井などで上映中または上映予定です。この映画は、長時間労働や事故の弁償金制度に苦しみ、ユニオンに加盟して一人闘い続けた労働者の3年間の記録です。観客からは圧倒的な共感がよせられています。セメント輸送運転手の過酷な労働と闘いを描いた『フツーの仕事がしたい』(2008年)に始まり、労働の現場にこだわり続ける土屋さんの想いを伺います。また、画面にあふれる、働く人たちへの温かいまなざし、理不尽を強いる企業への怒りはどこから湧いてくるのか、映像制作を始めるまでの歩みもまじえてお聞きします。ご期待ください。
●パーソナリティ しまひでひろ・ささきゆみ  技術=まつばらあきら ●配信スタジオ ビデオプレス

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●第12回放送 2020年10月25日(日)14時〜15時

●地域をつなぎ社会をカエル〜東京・小金井市議 片山かおるさんに聞く

  今回は、小金井市議の片山かおるさんをお迎えします。
 片山さんは、映像関係の仕事していましたが、2009年市議に初当選。以来3期11年間、子どもや女性の問題、原発事故避難者支援、貧困問題など多分野で活躍してきました。2018年、2019年には、日韓市民交流を進める「希望連帯」の一員として韓国・ソウル市を訪問。ソウルの街の「市民民主主義」を膚で感じて来ました。地域では「市民交流スペース カエルハウス」を主宰。映画・音楽などの文化企画から相談活動まで、幅広く市民をつないでいます。今回のコロナ禍では、「新型コロナ災害緊急アクション」を中心で支えると同時に、「カエルハウス困りごとなんでも相談&居場所」を作りました。ここで様々な人と出会いながら「人と人が顔を合わせ、知恵を寄せ合い、ともに解決の道をさぐる、分ちあいの社会をつくることが大事であると、深く感じました」と片山さんは書いています。コロナ禍で、今の社会の矛盾が浮き彫りになりました。市民自治、地域から社会を変えることなど、片山さんの経験を通してお話していただければとおもいます。
 パートナーと22歳、25歳の息子さん、老黒猫のエトゥーちゃんと暮らす片山さんの趣味は、古い家探し、自分なりの自然食療法、心豊かに楽しく暮らす方法を追及することだそうです。ご期待ください。

●パーソナリティ しまひでひろ・ささきゆみ  技術=まつばらあきら
●配信スタジオ ビデオプレス

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●第11回放送 2020年9月5日(土)14時〜15時

●時代に挑み 時代と生きる—映画批評家・木下昌明さんに聞く

 今回は、映画批評家・木下昌明さん(82歳/写真)をゲストにお迎えします。木下さんは、中学卒業後石川県から上京しました。定時制高校に通い、肉体労働や工場労働者などさまざまな仕事につきながら、文学を学びました。映画批評を書いて約半世紀。生活の糧は、校正の仕事で得てきました。木下さんは、映画を観るとき、人がどこに住み、何を食べ、どう働き、どう生きているのかに注目します。そして時代の生きずらさの根本にあるものをとらえようと、格闘してきました。この間、7冊の批評集を刊行。最新の『ペンとカメラー時代と生きる』(績文堂 2017年)のあとがきには、こう書いています。「時代が目まぐるしく変わっていくなかで、わたしのテーマは常に<いま>をどう生きるかにある」。木下さんは、現在がんと闘病しながら執筆活動を続けています。ご期待ください。(写真=2020年8月27日、木下宅で撮影)

●パーソナリティ しまひでひろ・ささきゆみ  技術=まつばらあきら
●木下昌明宅より配信します。

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●第10回放送 2020年6月20日(土)14時〜15時

●今こそ川柳の出番ですー乱鬼龍さんに聞く

今回は、川柳で時代を撃つ乱鬼龍さんをゲストに迎えます。
乱さんはレイバーネット川柳班の中心です。
句会があれば投句も選評も、デモがあればむしろ旗に川柳を書いて登場、座談では駄洒落
連発で哄笑を呼ぶ。
肩怒らさず飄々と笑いを誘うが如くの風姿は生きた川柳子でしょう。
新型コロナウィルスに翻弄されるこの時代を生きぬくために、嘘と虚飾で塗り固めた政権
に一矢報いるために、民衆芸術の雄〈川柳〉ここにあり。
半生を川柳と生きる乱鬼龍さんの語りが楽しみです。最新句は
「フトコロも命も軽いなあ友よ」
ご期待ください。

パーソナリティ しまひでひろ・ささきゆみ

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●第9回放送 2020年2月22日(土)15時〜16時

●そそのかしたものの正体ー北村小夜さん(94歳)に聞く

 今回はスタジオを飛び出して、大田区の北村小夜さんのご自宅から生放送しました。文字通りの「あるくラジオ」です。北村さんは元教員で、昨年9月『画家たちの戦争責任―藤田嗣治「アッツ島玉砕」をとおして考える』を出版しました。いま、なぜ「画家たちの戦争責任」なのか。1925年、治安維持法成立の年に生まれ、「旗(日の丸)と歌(君が代)にそそのかされて軍国少女になった」北村さんは、自ら従軍看護婦として戦争に協力しました。戦時中には、たくさんの歌や映画、戦争画が国民の戦意高揚に利用されました。今また、国による芸術・文化の支配、表現の自由への介入が始まっています。北村さんの体験と想いをお聞きください。*「アッツ島玉砕」の絵→https://media.thisisgallery.com/works/foujita_02

★リスナーの感想はこちら

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●第8回放送 2019年11月23日(土)15時〜16時

●パラリンピック、文学そしてネット―作家 大西赤人さんを迎えて

 今回は、血友病による歩行困難という障害を抱えながら、10代から現在まで作家として活動してきた大西赤人さんをお迎えします。最近は『季刊メタポゾン』の編集発行人を務める一方で、患者会の活動にも精力的に取り組んでいます。レイバーネットの『週刊本の発見』スタート以来の筆者でもあり、さらにスポーツ、映画、音楽はじめ論評の幅は広く、ツイッターなどでも政治状況を含めジャンルにこだわらない切れ味鋭い批評を試みています。今回は、大西赤人さんの明るくシャープな語りが楽しめそうです。

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●第7回放送 2019年10月8日(火)15時〜16時

●テーマ   記憶こそが民衆の武器〜池田恵理子さんに聞く

「女たちの戦争と平和資料館」(WAM)名誉館長で元NHKディレクターの池田恵理子さんをゲストに、「慰安婦」問題との出会い、NHK政治介入事件、そして現在の「慰安婦」をとりまく問題、メディア状況など自由に語っていただきました。

→レイバーネットの報告記事はこちら

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●第6回放送 2019年7月20日(土)15時〜16時

●テーマ <朝鮮学校ってどういうところ? いま何が起きているの?>

●ゲスト 朝鮮学校卒業生 宋和淑(ソン・ファスク)さん

     森本孝子さん(元教員・「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会)

→簡単レポートはこちら

 朝鮮学校のいまを私たちはどれほど知っているでしょうか?

 大阪高裁は昨年9月、朝鮮学校を高校授業料無償化の対象から外した国の判断の是非を問う裁判で、「無償化の対象にするように」と国に命じた2017年7月の地裁判決を覆しました。

 民主党政権時は朝鮮学校も無償化対象であったのに、自公政権に変わった後1212月下村文科相が朝鮮学校の無償化除外を表明し、省令改正が行なわれ、いまにいたります。現在、国公立・私立学校そして各種学校にも就学支援金が支給されているのに、朝鮮学校は除外されている状態です。

 国連・子どもの権利委員会は今年2月、無償化制度を朝鮮学校に適用するよう日本政府に勧告しています。

 今回は無償化除外反対のたたかいをつづけてきた森本孝子さんと朝鮮学校卒業生の宋和淑(ソン・ファスク)さんをゲストに、朝鮮学校の歴史をひもときながらこの問題を考えます。

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●第5回放送 2019年4月13日(土)15時〜16時

●テーマ <切り捨てられる北海道〜JR民営化30年後の末路>

●ゲスト 黒鉄好さん(安全問題研究会・札幌在住)

→黒鉄好さんから出演感想文が届きました。こちら

<内容>

 2017年6月のレイバーネットTV「破綻したJR北海道とアブナイJR東日本」に出演して北海道の危機を訴えた黒鉄好さんが、それから2年後の北海道の現実をたっぷり語ります。1987年の国鉄分割民営化・JR発足から32年、採算性を理由に北海道では当時、線路は3分の2にされましたが、今またその半分が廃止されようとしています。住民生活の打撃は深刻な状況で、「食糧自給率200%の北海道がなぜ自給率1%の東京より貧弱な生活を強いられなければならないのか」と黒鉄さんは訴えています。4月7日の北海道知事選では「原発を残し鉄道なくす鈴木直道候補(自公推薦)」が選ばれてしまいました。日本はいまどこに向かおうとしているのでしょうか? 切り捨てられる北海道の生の声を聞いてください。なお番組では、国鉄分割民営化のドキュメンタリー映画『人らしく生きよう-国労冬物語』の音声なども紹介します。(今回は聞き手に「まつばらあきら」も加わります)

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●第4回放送 2019年3月29日(金)15時〜16時

● テーマ <いまの日本、いまの世界―太田昌国さんに聞く> 
● ゲスト 太田昌国 さん(編集者・評論家)

● 以下からお聞きください。放送後はアーカイブが残ります。

●リスナーからの声が届きました。こちら

<内容>

 今回は、今年2月に新刊『さらば!検索サイトー太田昌国のぐるっと世界案内』(現代書館)を出版された評論家の太田昌国さんをゲストにお迎えします。民族問題を軸に、日本や世界の現状を鋭く分析し発信する太田さんは、レイバーネット日本のコラム「サザンクロス」でもおなじみです。新刊のタイトルに込めた思い、安倍政権・排外主義・東アジア情勢など縦横無尽に語っていただきます。そして、現代とはどんな時代なのか、いま、わたしたちは何をなすべきなのかを考えていきたいとおもいます。ご期待ください。
 なお、太田さんの新刊については、志真秀弘さんがレイバーネット日本<週刊 本の発見>で書評をしています。こちらもぜひ。http://www.labornetjp.org/news/2019/0221hon

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●第3回放送 2019年2月23日(土)15時〜16時

● テーマ <高校生は自由を求める―東京の学校はいま> 
● ゲスト 

 ひらけにうす さん(都立新宿山吹高校OB、生徒自治支援センター)
 わたなべこう さん(都立新宿山吹高校生徒)
 永井栄俊 さん(元都立高校教員、立正大学講師、「君が代」被処分者)

● 以下からお聞きください。放送後はアーカイブが残ります。再生がうまくいかない場合はこちらから。

*この番組中29分のところで、ゲスト(永井栄俊氏)が「アメリカの教育政策“ゼロ・トレランス”は、生徒の欠点がないようにすること、無欠点運動を徹底する」と発言していますが、それでは正確な意味がわからないと、リスナーの方からご指摘がありました。調べましたところ、『崩壊するアメリカの公教育』(鈴木大裕著)によれば、”セロ・トレランス”政策は、クリントン政権の時代に教育現場に持ち込まれたもので、「『絶対に(問題とされる行為を)許さない』という行動メッセージ」。「学校への銃器持ち込み取締から対象範囲・年齢を拡大し」、黒人やヒスパニック系の子ども、障がいをもつ子、学力の低い子どもたちを積極的に学校から排除していった政策だということです。ご本人の了解も得て、訂正させていただきます。(「あるくラジオ」スタッフ)

<内容>

 先日、東洋大学の学生が竹中平蔵氏の授業に反対するタテカンを出し、大学当局から退学を示唆されたという事件がありましたが、 第3回あるくラジオは<高校生は自由を求める―東京の学校はいま>と題して、都立新宿山吹高校で起きた学校新聞の検閲・削除問題と、その背景に迫ります。2016年2月、学校新聞「ヤマブキジャーナル」に掲載された”ボランティアの必修化より生徒の自主性を尊重せよ」という社説が、教員たちの圧力で削除されるという事件がありました。その後も学校は、検閲・削除をくりかえし、新聞は廃刊に追い込まれます。インターネット新聞として復刊したのちも、学校からの妨害が続きました。そして編集長だった生徒(わたなべこう さん)が不登校になる事態にまでいたります。東京の学校では、2003年の「日の丸・君が代」の強制以来、教員への締め付けが日常化しています。教員も生徒もものが言えなくなった学校現場。今回は、当事者のお二人と、元教員だった永井さんから現場のなまなましい実態と、これから何ができるのかについてお話していただきます。

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●第2回放送 2019年1月22日(火)15時〜16時

● テーマ <原発労働のいま>
● ゲスト あらかぶさん(福島原発被ばく労災損害賠償訴訟 原告)

● 配信スタジオ=ビデオプレス

↓ 以下からお聞きください。放送後はアーカイブが残ります。

 第2回放送は<原発労働のいま>をお送りします。ゲストは福島原発で収束作業に従事し白血病に罹患したあらかぶさん(仮名、44歳、鍛冶職人、北九州市在住)。現在、東電らを相手に損害賠償を求めて裁判中です。
 福島の収束・廃炉作業には事故後、6万5千人の労働者が作業に従事してきましたが、その被ばくの実態は隠されたままでした。「福島のために働きたい」と2011年秋に、収束作業にやってきたあらかぶさん。しかし、現場の被ばく管理はずさんで、本来鉛ベストの着用が義務づけられている場所でも現場監督の「着なくてもいいから入れ」の一声で作業に従事させられたといいます。そして、2014年1月に「急性骨髄性白血病」と診断されました。「人生が終わった。子どもが小さいのになぜ死ななくちゃいけないんだと思い涙があふれた」と当時を振り返るあらかぶさん。しかし、あらかぶさんは裁判で東電らの責任をとらせるたたかいに、病魔を抱えながら立ち上がりました。
 東京地裁の大法廷ですすむ裁判はいま半ばで、因果関係を認めない東電らと真っ向からぶつかっています。裁判のたびに北九州からあらかぶさんは上京しています。今回の「あるくラジオ」では、あらかぶさんが自ら体験した「福島原発の被ばく労働の実態」をあますところなく語っていただきます。ゲストはほかに、あらかぶさんのお連れ合い、「被ばく労働を考えるネットワーク」のなすびさんが出演します。

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●第1回放送 10月20日(土)14時〜15時

● テーマ <動き出した若者たち>
● ゲスト 依草太(20代・会社員・映像制作者)
 いまを生きる若者たち。なぜ沖縄や韓国、東アジアに興味を持つようになったのか? 

 無関心と言われてきた若者世代に、いま微妙な変化がはじまっている。たっぷりお話を伺います。

↓以下アーカイブでお聴きください。YouTubeサイトは→ https://youtu.be/G5lJx5GqO0U

 リスナーの声はこちらから。

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 何か息苦しく、生き難い今の日本。インチキな政治や経済がまかりとおっている。戦争の足音もする。出口のない漠然とした不安に多くの人がさいなまれている。「あるくラジオ」はまず、この時代がどんな時代なのか、さまざまな人々とあるきながら考える。そこから希望のたねが生まれたらどんなにいいだろう。

 インターネットを使ったラジオ「あるくラジオ」が2018年10月にスタートします。しまひでひろ(編集者)・ささきゆみ(ビデオプレス)をパーソナリティに、不定期放送。次回は2019年はじめの予定です。ご感想・ご意見などお寄せください。→こちらから